コトヒラグウ
金毘羅宮

  琴平町に鎮座、旧国幣中社。大物主神を主神とし、崇徳天皇を合祀した神社です。
古来より航海の守護神として崇敬され、各地に多くの分社があります。また、雷神・水神・農耕神・留守神としても信仰されました。祈願のための流し樽の風習が残っています。金毘羅(こんぴら)様。金毘羅宮。旧称、金毘羅大権現。
香川県仲多度郡琴平町892-1
04.08.17裕・追記
おおものぬしのかみ
大物主神
記紀神話の神。大国主神の和魂(にぎたま)ともされるが、元来は別神。
古事記では、神武妃、伊須気余理比売(いすけよりひめ)の父とされる。奈良県大神(おおみわ)神社の祭神。
すとくてんのう
崇徳天皇
(1119-1164)
第75代天皇(在位 1123-1141)。名は顕仁(あきひと)。
鳥羽天皇第一皇子。鳥羽上皇の圧力で異腹の近衛天皇に譲位、新院と称した。のち保元の乱を起こし、讃岐(さぬき)に配流され、同地で没した。墓を白峰(しらみね)陵という。讃岐院。
ほうげんのらん
保元の乱
1156(保元元)年京都に勃発した内乱。
皇位継承に関する崇徳上皇と後白河天皇との対立に、摂関家の藤原頼長と忠通との家督争いが結びつき、上皇・頼長側は源為義・平忠正、後白河・忠通側は源義朝・平清盛らの武士団を招じ入れて戦い、上皇方が敗北した。上皇は讃岐に流され、頼長は戦傷死した。この乱は、のちの武家政権成立への端緒をなした。



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