おうじんてんのう
応神天皇 |
記紀の所伝の第一五代天皇誉田別命(ほんだわけのみこと)の漢風諡号(しごう)。仲哀天皇の皇子。母は神功皇后。この時期、朝鮮・中国から渡来して技術を移入する者が多く、大和朝廷の勢力が大いに発展した。「宋書」の倭王讃をこの天皇にあてる説がある。 |
じんぐうこうごう
神功皇后 |
記紀所伝の仲哀天皇の皇后。気長足姫(息長帯比売)(おきながたらしひめ)の漢風諡号(しごう)。天皇の死後、新羅に出陣、凱旋ののち筑紫の地で応神天皇を出産、69年間摂政をつとめたという。「播磨風土記」などでは大帯姫(おおたらしひめ)とも。 |
たまよりびめ
玉依姫 |
※「たま」は「魂」の意。神霊を宿した巫女を一般的に称したもののようです。
(1)記紀神話で、綿津見神の次女。姉の豊玉姫命の子草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の妻として神武天皇などを生んだ。
(2)風土記に見える神。賀茂健角身命(かもたけつぬみのみこと)と伊古夜日売(いかこやひめ)との娘。丹塗矢(にぬりや)となって通った火雷神(ほのいかずちのかみ)との間に、賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)を生んだ。 |