スミヨシジンジャ
(博多)住吉神社

  底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命、表(うわ)筒男命の3神を主祭神とし、相殿(あいどの)に天照皇大神、神功)皇后を配祀(はいし)する。摂津国(大阪府)、長門国(山口県)の住吉神社と同様、古代日韓交渉に多く関係したと云われています。筑前国一宮と称されて尊崇を受けていましたが、鎌倉期以後になって宣陽門院(せんようもんいん)伏見院御領、皇室領として存続し、神官佐伯氏も御家人として鎌倉後期には鎮西探題奉行人(ちんぜいたんだいぶぎょうにん)になるなど活躍しています。近世には藩主黒田家より厚く崇敬されました。旧官幣小社。
九州で古いお宮さんで、住吉大神をお祀りする神社が全国に2129社あり、住吉の最初の神社で、古書にもここのことを「住吉本社」「日本第一住吉宮」などと記されているそうです。
福岡市博多区住吉3-1-51
04.08.01裕・追記



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